中央道のETC割引改訂

http://response.jp/issue/2006/0404/article80828_1.html

こちらの記事によれば、中央自動車道のETC割引が改訂されました。

 早朝深夜割引って大都市近郊区間を一部でも利用しないと適用されません。また、走行区間も100km以内と決められています。

 中央自動車道の大都市近郊区間って高井戸~八王子間で、ここを利用しないと適用されません。しかし、ここの区間、均一区間という特殊なケースで、都内方面からの下り、山梨方面からの上りとも、八王子本線料金所を通過した時点で、一旦八王子で降りたと同じ扱いになっていました。(つまり大都市近郊区間とそれ以外の区間を、規約上連続して走ることが出来ない。)

 するとどうでしょう。八王子より山梨寄りの区間では早朝夜間割引が一切適用されなくなってしまいます。

 これには多方面から苦情が出ていた模様。ETC関連の掲示板にもあちこちこれに関する批判的な書き込みを見かけました。

 今回の改訂で均一区間を走行した場合に限り、諸条件(時間帯、ETC無線通信、距離、特定区間利用)をクリアすれば甲府昭和・河口湖まで区間が延長されました。

 たとえば、22時から5時の間に三鷹料金所を通過すると、甲府昭和または河口湖までの区間で半額になります。

 いままでは通勤割引もしくは深夜割引しか適用されませんでしたから、これは驚異的な改訂です。(特に上記区間を深夜移動する方には朗報です。だって割引率が深夜割引30%→早朝夜間割引50%にアップするからね!)

 これによりこんな使い方も出来るようになりました。

1)22時から5時までに三鷹料金所を通過

2)甲府昭和で一旦降り、また乗る。

3)伊那もしくは松本で降りる。

条件:上記2)、3)の料金所いずれかを6時から9時までに通る。

すると高井戸(三鷹料金所)~松本まで2800円(通常4950円)と4割以上もお得になります。

となると、いつも高速料金節約の為、毎年の道の駅スタンプラリーで相模湖から塩尻までを一般道経由としていますが、この改訂によって大幅なルート変更もあり得ますね。

別な区間ですが、こんなETC割引について使い方もしたことがあります。

練馬から乗り、富岡で一旦出場。(練馬通過22時から6時の間)=>早朝夜間割引適用

富岡で再び乗り、更埴で降りる。(更埴で6時~9時に降りる)=>通勤割引適用

こうすると練馬~更埴で約半額となります。

同様にして練馬-(前橋で一旦出場)-六日町、東名では東京-(裾野で一旦出場)-吉田、東北道では浦和本線-(鹿沼で一旦出場)-矢吹、常磐道では三郷-(那珂で一旦出場)-いわき三和 と適用可能です。

※上記記事、直接中日本高速道路に問い合わせたものではありません。もしかしたら解釈が間違っているかも。確実な料金は中日本高速道路にお問い合わせ下さい。

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