前回の関東鉄道の気動車運転体験(前回記事参照)から約3年、久しぶりに行ってきましたよ。
この3年の間、体験運転の予約をすべくHPをこまめにチェックしておりましたが、殆どが予約開始より数時間も経たないうちに一杯になってしまう状態でした。今回は運良く最後の予約枠をゲットすることができました。
当日は車でアクセス、天気もとても良く運転日和でした。
時間より少し早く到着しましたが、まずは待合室で時間をつぶします。
時間前から多くの方が既に到着しており、許可エリア内で写真撮影されている方も多くいました。
受付開始の声がかかったところで講習会場?に移動、まず受付を済ませるとアルコールチェック、反応速度検査を行います。
テキストはこのような感じです。テキストに従って運転方法の簡単な説明を受けた後、いよいよ運転に入ります。
講習会場からの移動の際、このようなミミックパネルのすぐそばを通ります。そりゃー現役バリバリの鉄道施設ですからね。
午前中はキハ2400型です。運転台は電車と殆ど同じですね。電制ですからブレーキの扱いが比較的簡単(らしい)です。
順番が後半でしたので、しばらく他の方の運転を見る余裕がありました。前回は順番が最初でしたから、手順がさっぱり分からずに混乱してしまいました。
今回は十分落ち着いて運転できた様で、ブレーキ扱いについてもワリと上手くできたと思います。まぁ200m程度と距離が短かく運転時間としても1分程度でしょうか。でもその分凝縮して楽しめたのではと。
全員の運転が終了、ちょうどお昼になったところで昼食タイムです。再び講習会場に戻るとお弁当が準備されています。
結構ボリュームがあり、もうお腹一杯...
お弁当が食べ終わってから、午後の運転までまだ時間があります。一応自由時間という事になっており、少し建物内(許可された範囲内ですが)を見て回ると、鉄道独特の「点呼」風景に出くわしました。一種の儀式的なものを感じます。
そして午後の講習の後、いよいよキハ350型の運転となります。こちらは旧国鉄のポピュラーな気動車を改造したものです。確か八高線や相模線で乗ったことがあったかもしれません。
順番が来るまで車内でしばし待ちます。こちらは国鉄時代の名残ですね。
そしていよいよ運転の順番が回ってきました。運転台は気動車のそれにふさわしい、良くも悪くも「古くさい」雰囲気がいいですね。
車内放送も体験でき、マイクに至ってはこのような大型...
運転に際し、まず軽くブレーキの練習をします。操作自体はロクサンの自弁と殆ど同じです。ただ、「込めやすく抜けにくい」感じです。
戸開閉などの車掌体験の後、いよいよ運転に入ります。ブレーキを緩め、変速段に入れ、ノッチを進めていきます。心地よい振動が伝わってきて徐々に加速して行きます。
もっと速度を出したいところですが、体験運転では15km/hまで。ノッチを戻しブレーキ操作をして停止目標に合わせます。
かなり落ち着いて運転できた様で、こちらもほぼ停車目標通り、衝撃も少なくできたようです。まぁ、2回目ですしね。
その後、時間に余裕があった様で、2回目の運転をさせて頂きました。待ち時間に車内補充券を作って遊んでいました。
関東鉄道の気動車体験運転はほぼ毎月行われていますが、定員が20人と少ない事もあり、申し込みから数分で定員に達してしまう事もあるくらい人気です。
また運転してみたいのですが、このような理由もあって、次回はだいぶ先になりそうです。
最近のコメント